活動記録レポート
- Activity Reporting -
アドバイス会その③
10月29日にアドバイス会その3を実施。
○アドバイス会③
アドバイザー 廣瀬先生・青木先生
・廣瀬先生よりコメント
全体的にもうひとひねり工夫が欲しい。ただイベントを実施する、ただ人を集めるだけではなく、アイデアや新しい価値観を生まなければダメ。無駄だと思われていることや、ダメだと思われていたこと、常識を疑ってみて、面白さ、楽しさ、ワクワクする感覚を企画に入れてみてください。トライアルは大きなことをしなくていい。実験的なことをやって。結果、うまくいかなければそれでもいい。楽しい、面白いということを前面に出して話し合ってみてください。
グループ別アドバイス
○ドレミファ・どーもっす!!!
トライアル「ギター教室」
・500円という費用は少し安いかもしれない。いずれ事業として回転していくためには料金についても考えて。最初から赤字で行う企画はダメ。
・経費削減という面も大事ではあるが、予算が余ることは評価には繋がらない。しっかり使い切るということも能力。
・5人はまっていても来ない。一本釣りしないと人はこない。
○ZuZuズ
トライアル「ソーセージ作り交流会」
・食生活改善推進員に講師を紹介してもらったら?伝手を頼んで講師を探す。
・今後の展開は?ストーリーを伝えないと、何の評価もされない。ストーリーを書いておいて
・ソーセージ教室の中にもっとコンセプトを入れ込んで。地域をもっと絞って、モデル事業としてやったほうがいい。企画を尖らせる工夫を。
・事業の中に顔見知りができるような仕掛けやワークを取り入れて。
・高齢者が主役になるような場もあった方がいい。あるいはソーセージと伝統料理の2つつくってみるとか。お互いに助け合えるという意味であれば、両者が主役になれる場がいいのでは。コンセプトを活かしたプログラムに。
・モデル地区のお年寄りと若者がずっとつながっているような場をつくる。
・若者が高齢者を連れてイベントにいくというストーリーつくりもいいかもしれない。高齢者の問題は交通機関。出て行きたくてもでてこれない。
○おはよさま
トライアル「ばっちゃのうちごはん」
・一人暮らしの高齢者の家を訪問する。
・いずれ市報にのせる戦略はもっておいて、今回はまず形として冊子を残した方がいい。印刷製本費がない場合は、ホームページに載せる。お金ができた段階で写真集をつくる。「ばっちゃのうちごはん」「じっちゃのそとごはん」とシリーズ化していければいい。販売する。
・ばっちゃのうちごはんは、スーパーがほしがるマーケティング分野。スーパーに協賛を求める手もある。
・プレゼンでは実物を見せるとポイントが高い
・南陽市では社会福祉協議会がしっかりしている。そこからつながりをつくってはどうか
・これからの展開として、お互いに学び合える場が広がっていければいいのではないか
○FOCUS
トライアル「わたし南陽にこしてきました(わたこし)」
・UIターンの着目は面白い。方向性もいいが、問題はどうやって人を集めるか。UIターン者がいく場所は?まずは集まるところからはじめる。一本釣りで、いついつまで何人あつめるかを決める。先に団体をたちあげる。人を集めて忘年会を開いてしまう。
・例えばアドバイザーの健吾くんのお店に連絡ボードを加えてもらうとか。
・プレゼンでは組織化したこと、人集めの方法、年間活動を発表すること
・庄内ではUターン、Iターン、Jターン、関西人会などがある。外からの視点で情報交換をしている。
・どういう告知をすると人が集まるか。自分(青木先生)の経験では、食べ物やいろんなお店の方から協力して10ブースくらい作ってイベントをした。70人くらいの人が来てくれて、その中でお話しながら情報交換をしていた。商売している人だと協力してくれる。チラシを5,000枚くらい配ったり、市報にも掲載した。年末年始だったら、熊野大社でチラシを配るなどはどうか。
・商売の人を取り込むことで広がる。
・大人の社会科見学や南陽ライフなどの情報誌なども将来的にはやって欲しい。
○NEXT50
トライアル「高校生VR動画製作ワークショップ」
・将来のストーリーとして、高校生にやらせて体験しましたで終わのではなく、先端技術に関するノウハウをパッケージ化して、学校に出前講座を。これはNEXT50ならではのまちづくり。自分達が先端技術を普及する企画集団になれれば社会貢献。先端技術の教育集団として組織化してもらえれば。地域にとっては極めて有用。
・提案事業の計画は、事業集団としてのNEXT50の設立になる。その第一弾として高校生にアプローチした。NEXT50という団体が立ち上がることが大きな価値。
・地域の人材育成に関わってもらえるには大変いい企画。しかし、1回で終わってしまわないで欲しい。
・例えば自分達でターゲットをしっかり設定した南陽市のPR動画を作ってみて、エージョントが来たときに使ってもらえるような動画を作ったらどうか。その後に、高校生の視点を入れて作ったらどうか。教室だけやって終わるのはもったいない。
・商工会議所などでやっている「はじめの一歩講座」などとの差別化は?どうやって差別化を図っていくのか。南陽らしさやなどの付加価値をつけるなど、差別化を図って欲しい。
・アンケートをとるのであればやる前とやった後でなんらか能力的なスキル的な違いや意識的な違いがあればそういう指標も用意しておいた方がいい。
○すっかい(Sky)
トライアル「南陽PRyoutube動画製作」
・南陽のインフルエンサーはいるのか?ツイッター、フェイスブック等でフォロワーとかアクセスがあるのかという分析は?この世界はプラス面とマイナス面がある。逆に炎上とかで悪い評判が出ることもある。
・SNSの中でもツイッター、フェイスブック、インスタ、ユーチューブの4つで何にいつの時間誰がヒットするのか。どの時々で見ている人が違う。それに合せた形で情報発信していく。キーワード、#(ハッシュダグ)が若者の視点で違う。情報として集めて、その上で一番効果的な使えて方をどうしていったらいいのか。ターゲットとして内(南陽市内)と外(南陽市外)という概念が必要。外国の人にもわかるようにアルファベットでも書いている。動画もいいけど、そうでない方が効果的な場合もあるので、もう少し広く考えてもらってもいいのかも。
・アメリカではSNS友達の3%しか同じ地域しかいない。SNSを地元に落とす、閉鎖的なコミュニティを作る、道路地図のように友達をつくるようなシステムを作って、譲りますとかおすそ分けをするというシステムが4年間で全米に広がった。ターゲットをどうするのかが大事。
○mottams
トライアル「賑わい広場つくり」
・子ども達を遊ばせるは不安だという声があったが、一番は人、指導者だと思う。この指導者がしっかりしているからやらせてみようという親がほとんど。場があれば来るのではなく、常駐する人がいるといい。自分達で出来ないのではなくて、自分達で育てる。
・週末に親子で木工教室をしたり、平日は子ども達を遊ばせるなど切り分けしてはどうか。木育などの視点もいいと思う。チップをしいて、ビーチバレーのチップ版なども面白い。自然素材を使って遊ばせたりするのをリンクさせるなんていうのはどうか。
・ログハウス、ツリーハウスなど木にこだわってみるのもいい
○廣瀬先生コメント
だいぶ進んだイメージ。あくまでトライアルですので、実験的なことをするという意識で。今からでも遅くないので、インターネットで様々なまちづくり事例を調べてほしい。発想のヒントとなることがたくさんある。
○青木先生コメント
名詞を作っているチーム。これはすばらしい。自分達を知ってもらうという意識、伝える努力は引き続きおねがいしいた。皆さんいい資源を持っている。トライアルででてきたことを再構成する中で、その資源を有効的に活用して。今はライバルだが、南陽市をもりあげていく同士。相互に情報交換しながら、指摘もしながら切磋琢磨してほしい。企画は立てるものではなく、練るもの。頑張ってください。